防災グッズや、色々なサイトから溢れる防災知識...
「本当のところはどうしたらいいの!」を元消防士が完全解説します!
難しい話は抜きにして、災害の時に、本当に困らない知識を
面白く手軽に取り入れていただけたらと思います。

生活編

火の無いところに煙が立つ

「IHクッキングヒーターは火が出ないから100%安全」と思われがちですが、実は消防の現場では、IHによる火災出動が後を絶ちません。「火がない」ことと「火災にならない」ことは別問題なのです。なぜ火のないIHから火が出るのか、そのメカニズムと恐ろしい落とし穴について、詳しく解説します。
豆知識

「危」険物を積んだ車

街中で「危」というプレートを掲げたトラックを見かけると、少し不安に感じられるかもしれませんね。現場の視点から、それらの車両に課せられている厳しいルールと、万が一火災が起きた時の私たちの対応について、法律(消防法)を交えて分かりやすくご説明します。
豆知識

立入検査(査察)とは!?

消防士が行う「立入検査(一般的には査察と呼ばれます)」は、火災が発生してから駆けつける消火活動とは対照的に、火災を「未然に防ぐ」ための最も強力な法的手段の一つです。なぜ消防士はわざわざ他人の建物に入り、事細かにチェックを行うのか。その必要性を中心に、現場の視点から解説します。
豆知識

職場見学(幼稚園)

幼稚園児たちの職場見学(幼稚園訪問)は、実は「一年で一番癒やされる日」と言っても過言ではありません。ハードな訓練や緊迫した現場が続く毎日の中で、子供たちの訪問は私たちにとって特別な活力になります。
火災事例

一瞬で火の海!フラッシュオーバーとは!?

フラッシュオーバーとは、建物火災において「室内の温度が急上昇し、部屋全体が一瞬にして爆発的に燃え上がる現象」のことを指します。消防の世界では、この現象が起きるかどうかが、生存率や消火活動の難易度を大きく分ける極めて危険な局面とされています。住民の皆様が命を守るために知っておくべき、フラッシュオーバーの仕組みと危険性を詳しく解説します。
豆知識

あなたの街の消防士の数

あなたの街の「消防士の数」は、決してなんとなく決まっているわけではありません。消防白書など公開されている人数を日本国民で割ると「住民1,000人に対して消防吏員(消防士)1人」というのが統計的な数字ですが、その裏側には法的根拠となる「基準」と、各自治体が定める「条例」による緻密な計算が存在します。
火災事例

新宿歌舞伎町ビル火災

2001年(平成13年)に発生した「歌舞伎町ビル火災」。これは日本の消防史上、最も凄惨で、かつ最も多くの教訓を残した火災の一つです。死者44名。これほど多くの犠牲者が出た理由は、建物が燃えたからではなく、「ビルそのものが逃げ場のない罠(わな...
生活編

消防士の給料公開

消防士の給与は高いんじゃないの?と思われていますが、実際にはどうなんでしょうか。今回は1円単位まで公開します!結論から言いますと給料は各自治体が定める「給与条例」によって、厳格に決められています。これは、消防士が地方公務員であり、その原資が住民の皆さんの税金であるため、透明性が求められるからです。
豆知識

2方向避難

建築基準法と消防法が、私たちの住まいをどのように守っているか。その中でも特に重要で、皆さんの命に直結する「2方向避難」という考え方を中心に、分かりやすく解説します。
豆知識

雨の日、晴れの日

よく「雨の日は火事がなくて消防署は暇でしょう?」と聞かれることがありますが、実はそうとも言い切れません。雨の日には交通事故が増え、晴れの日には火事が増える「リスク」があり、私たちは空模様に合わせて警戒のギアを入れ替えています。